ごあいさつ
書道を始めたいけど、何から始めたらいいか分からない・・
書道を習っているけど、もっと深く書道を楽しみたい・・
書道と言ってもいろんな学び方、楽しみ方、関わり方がありますよね。

「書道スタイル」では、基礎からじっくりと書を学び、
書道を楽しんでいきたいなという方にとって参考になるようにしていきたいと思います。

書道って楽しい!書道に出会えてよかった!
そう言って笑顔になってくれる人が増えていきますように・・         山田遊美


「上下」

横画と縦画の応用として「上下」を練習してみましょう!

「上」の一画目は右上に少し反るように
そして三画目は伏せるように注意してくださいね。

「下」の一画目は少し右上に書いてみてください。
一画目をもう少し長く書く場合には伏せるように書く形もあります。

基本の画を覚えてくると、どんどんいろんな字に応用ができます(^^)

 ⇒「上下」お手本ダウンロードはこちら

基本点画「左払い」

少しずつ、筆に慣れてきましたか?
今日は基本点画の「左払い」を練習していきたいと思います

「彩」
私のとても好きな字です。

この「彩」という字には左払いが6個も入っているのです。
左払いの練習にはピッタリです(^^)


 ⇒「彩」お手本ダウンロードはこちら
最初の一画は少し横向きに書いてみてください。

そして、バランスが特に重要なのが、右辺の三本の左払い。
同じ左払いですが、よーく見ると、払いの向きがすこしづつ
縦方向になっているのがポイントです。

まずは一枚書いてみましょう。
さて、お手本と見比べてどうでしょうか?

バッチリ書けましたか?
それともなんだかバランスが悪いかな?

バランスが悪いなと感じだら、まずはお手本をじっくり見る事を覚えていきましょう!
線の太さ、余白、線の入り方、など何が違うのか言葉にして説明できると
自分が次に書くときに直すべきポイントが分かりやすくなります。

基本を習得するときは、お手本をじっくり見る事を学んでいきましょう。
そして、書いた後にお手本と見比べて「ここを直したらもっと美しく書ける!」
というポイントが分かるようになっていきましょう。

ポイントが分かってきたら、上達は早いのであとは練習あるのみ。
頑張っていきましょう♪

基本点画「右はらい」

今日は、書道での見せどころ!「右はらい」を練習していきましょう

右払いの筆の入りはやわらかく、ゆっくりと筆を広げていきましょう。
 右下45度くらいの角度で進み、筆が広がったら横にずらす感じで
筆を抜くように上に上げていってください。

 ⇒「人」お手本ダウンロードはこちら

Tシャツアート展 2009

高知県に私の大好きな砂浜美術館という美術館があるんです。

「私たちの町には美術館はありません
              美しい砂浜が美術館です」

という、とっても素敵なコンセプトの美術館です。

その砂浜美術館で毎年Tシャツアート展という展示が行われています。
Tシャツアート展では、全国から集められた作品をTシャツに印刷し、
洗濯物を干すかのように砂浜にTシャツが飾られるのです。

青空と美しい海、砂浜・・
私もまだ写真でしか見たことがありませんが、機会を作って行ってみたいと思っています。

2009年には、私も書の作品を一点出品しました。

「Shine(シャイン) ~輝き~」

薄墨を飛ばし、上に文字を重ねました。
スキャナーで取り込み、文字を反射させたデザインにしています。

海に反射する太陽をイメージしました♪
書いた文字をフォトショップなどのデザインソフトで加工し
雰囲気を変えたり、イメージを膨らませたりするのも書の楽しさの一つです。


自分の書いた字が、青空の中に飾られることを
想像すると、楽しさが増してきます♪

練習のみでなく、こういった自由な作品作りに挑戦してみると、
いろいろ考えたり、とても良い刺激になりますよ(^^)

漢字で遊んでみよう!

基本練習も進み、筆に少し慣れてきたところで、
少し筆遊びをしてみましょう!

「風」という漢字で遊んでみます。

風を一つ取ってもいろんな書き方があります。
楷書ばかり練習していると、しっかりした字の枠から外れられなくなってしまいます。

一画目をながーく書いてみたり、いつもより太く書いたり、補足書いたり... どんどん自由に書いてみましょう♪

頭をやわらかくして、どんどん枠から外れていってOKです。
普段はこうかいたら間違いだよな・・って事も試してみると 今後創作をする際に、いろんな字が書けるようになってきます。

キレイな字を書くだけでなく、文字で遊んで楽しむのも 書道の楽しみの一つです(^^)